プラクリティーとは、親から受け継いだ遺伝子であり『体質』と訳します。体質は精子と卵子が結合したときに決定し、一生涯変わることはありません。その人がもつ特質であり『自然体』という言葉であらわすことができます。

人には７タイプの体質があるとアーユルヴェーダでは考えます。大別するとシングルタイプ、ダブルタイプ、サマタイプに分けることができます。シングルタイプとは３のドーシャ（ヴァータ・ピッタ・カパ）の内、ひとつのドーシャが優勢、ダブルタイプは２のドーシャが優勢、サマタイプとは３つのドーシャのバランスがとれている状態です。シングルもダブルも其々ひとつ或いはふたつのドーシャのみが働いているのいう解釈ではありません。すべてのタイプには必ず３のドーシャが存在しており、その割合によってタイプが分かれます。またどのタイプが良い悪いではなく個性や特徴として捉えます。しかし、超健康体という意味においてはサマタイプを理想としてバランスのとれた状態を目指します。